蒸留ガイド

蒸留所全体を、機能する構成に。

適切な蒸留器は大きな決断です。適切な蒸留所は、設備、人、空間、予定が一緒に機能して生まれます。販売したいスピリッツから、工程全体を組み立てましょう。

ブルゴーニュ、Pegasus Distillerieの生産設備。
著者iStill

二つの蒸留所、異なる設備計画。

購入ニュートラルスピリッツからジンをつくる場合、ベース保管、ボタニカル準備、蒸留または配合、加水、保管、瓶詰めが基本の流れです。適切なハイブリッド蒸留器、必要に応じた抽出設備、小規模開発に初期投資を集中できます。

穀物からウイスキーをつくる場合、原料処理、糖化、発酵、選んだウォッシュやマッシュの移送が加わります。蒸留後には樽と熟成の計画も必要です。発酵と樽内の時間は、設備の日程と必要資金の両方を変えます。

iStillの各設備には、製造日の異なる仕事を担う役割があります。NextGen、iMasher、iFermenter、iPump、iMini。それぞれの役割を考え、容器を共有できる工程と、生産を進めるために専用設備が必要な工程を選びましょう。

建物の中の製品の流れを追う。

穀物からのウイスキーは糖化と発酵が必要ですが、購入ベースからのジンは別の段階から始まります。果実は季節と保管を加えます。同じ容量の蒸留器でも工程は異なります。

原料、容器、製品、担当者の動きを描いてみましょう。投入、移送、洗浄、採取を含め、ほかの仕事が終わるまでバッチが待つ場所を探します。専用の糖化槽と発酵槽があれば、蒸留設備が運転中でも次の工程を進められます。

必要に応じてNextGen、iMasher、iFermenter、iPumpを組み合わせます。多目的槽が初期に、専用槽が並行作業に役立つ場合があります。

作業容量と、それを支える設計を比べる。

総容量は容器全体の内部空間。正味作業容量は、定めた条件で使える仕込み量です。現行iStill生産モデルは正味容量を示します。ただし、実際の泡、固形分、レシピに応じた充填条件は確認してください。全原料に同じ充填率を当てはめないことが大切です。

幅広いスクエア容器は攪拌機とともに循環を促し、深い渦を抑えます。形状、加熱、カラムは一つの工程の要素。清澄なボタニカル仕込みと糖化・穀物蒸留を組み合わせる計画で重要です。

処理したい原料に合わせて加熱を選びます。iStillには直接電気、間接電気、スチームの選択肢があり、熱伝達部は仕込みの中にあります。検討するモデルで選べるオプションをご覧ください。液体管理式のハイブリッドカラムにより、同じ製造プラットフォームで異なるレシピの分離条件を開発できます。

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形状、流れ、加熱を一緒に考える。

  1. 攪拌機が仕込みを動かします。
  2. スクエア形状が円運動を崩し、循環を促します。
  3. 熱伝達部は仕込み内に配置。原料に適した方式を選びます。
上面の概念図です。循環は仕込み、充填、攪拌機、設定により異なり、加熱部の構成は選択した方式によります。

槽の容量より、一週間を見積もる。

発酵は移送より長く槽を占有します。蒸留には加熱と洗浄も含まれます。これらの関係、稼働日、次の仕込み準備が完了バッチ数を決めます。

Solignyは2,000リットルのマッシャー1基、発酵槽4基、蒸留用iStillを組み合わせ、樽詰めのリズムを支えています。PegasusはiMiniでの試作から始め、ウォッカ、ジン、リキュールのために500と2基の2,000リットルハイブリッドへ拡張しました。両社ともiStillで各工程に必要な容量と柔軟性を持たせています。

10,000本という販売目標だけでは、蒸留器のサイズは決まりません。 700 ml・40% ABVなら、目標とする良品には純アルコール換算で2,800リットルが含まれます。蒸留器のサイズを計算する具体例(英語)で、生産日あたりに必要な量へ換算する方法を確認できます。

能力計算で前提を確かめ、実際の制約を相談できます。次の投資は、必ずしも大きな蒸留器ではありません。

設備とスペースの関係を確認する。

電源、冷却、排水、搬入経路、作業スペースが設備選びに影響します。納入方法と担当者の動線を早めに確認しましょう。

モデルを比べる際は、設備の寸法とユーティリティ要件を使いましょう。仕込み、原料移送、採取、洗浄を無理なく行える余裕を確保します。蒸留設備が稼働している日も、保管、加水、瓶詰めにはそれぞれのスペースが必要です。

Design Studioで容量とオプションをご覧ください。製品、バッチ量、使えるスペースを考えながら比較し、検討中のiStill設備についてチームにご相談ください。

蒸留所の設備にはいくらかかるか?

最初に比較するのは、単独の価格ではなく設備の構成です。購入したベースでジンをつくる蒸留所と、穀物からウイスキーをつくる蒸留所では、投資する仕事が異なります。Design Studioで現在のモデルとオプションを比べ、工程に本当に必要な設備から予算を組み立ててください。

蒸留器、補助容器、移送設備をそれぞれの判断として見える形にします。そこに施設の電気・冷却工事、輸送、適用される税金、保管、包装、運転資金を加えます。同じ作業容量と工程範囲で比較しましょう。別の工程に高価なボトルネックを残す安い容器と、望む一週間の生産を進められる構成は、異なる投資です。

チームが自分たちで扱える工程へ。

担当者には、レシピ、仕上がりを左右する変数、良いバッチを確認する基準、設備を整える洗浄と保守への理解が必要です。工程の開発と一緒に、その理解も育てましょう。

設備と一緒に手順を開発しましょう。Universityの共通基礎と実地研修で、設定を写すだけでなく理由を理解できます。

  • 選ぶ前にモデルの寸法、容量、ユーティリティを比較する。
  • Universityでレシピの原理を学ぶ。
  • バッチ記録、洗浄手順、初回の製造日程を準備する。
  • 次の実際のボトルネックに合わせて拡張する。

無料オンラインUniversityから始め、iStill本社の実地蒸留講座もご覧ください。iMiniでレシピを開発し、NextGenの保存した設定で選んだ工程を製造へつなげられます。

製造方法をさらに詳しく。

詳しい解説、試作の記録、Universityのレッスン。元の記事は英語です。

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目指すスピリッツに、必要な制御を。

製造の各段階での選択が、素晴らしいスピリッツを生みます。その選択を実現するために、設備に必要な機能とiStillの制御を比べてください。

蒸留所の設備構成: 生産方式
検討項目工程に必要なことiStillの強み
並行した生産一台を共有する工程は、使える時間を取り合います。NextGenに専用iMasher・iFermenterを組み合わせ、並行作業が必要な工程を進められます。
使える能力使える仕込み量、全サイクル時間、合格品量を計画する必要があります。正味容量から、製品構成、発酵、一週間を生産能力計算ツールで検討できます。
つながる作業工程糖化、発酵、移送、蒸留には、それぞれの仕事に合う設備が必要です。NextGen、iMasher、iFermenter、iPumpから選び、iMiniでレシピを開発し、Universityで工程の原理を学べます。

その志が、一杯になる。

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Vincent and Véronique Godier beside their iStill production equipment at Distillerie de Soligny.
Distillerie de Soligny
“a huge advantage to have complete control in just one still.”

Vincent Godier · France

The iStill installation beneath the skylights at Pegasus Distillerie in Meursault, Burgundy.
Pegasus DistillerieMeursault · Burgundy
“precision, repeatability and scalability. It is priceless for us.”

Maxime Girardin · France

Inside Wieke Distillers with its iStill and casks
Wieke Distillers
“We only distill when the sun is shining. Creating liquid sunshine.”

Arend van Nieuwland · The Netherlands

“For us, the iStill was really the only option that ticked all the boxes. It is the best of both worlds.”
Maxime Girardin · Pegasus Distillerie · 2026

あなたの構成をつくる。

設備を見たら、Design Studioで容量とオプションを比較。

考えておきたい質問。

どのiStill設備を組み合わせられますか?

NextGenが蒸留を担い、iMasher、iFermenter、iPumpは専用の糖化、発酵、移送を担います。iMiniでは小規模なレシピ開発ができます。製品と製造リズムに合わせて組み合わせを選び、Design Studioでモデルとオプションを比較できます。

段階的に拡大できますか?

はい。現在必要な製品と稼働方法から始め、制約となる工程に応じて能力を追加します。

相談前に何を用意しますか?

製品、年間量、稼働日、原料の経路、現場情報を共有してください。初期の概算でも有用です。

さらに深く、原点から学ぶ。

試作、製造上の判断、蒸留家の実体験をさらに詳しく。オンラインUniversityの全講座を無料で学べます。

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